早産児1300gの出産記録【少しずつ前向きに】- 極低出生体重児 – #5

出産レポ
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32週6日

 

7:00 起床

入院してから全然寝られなかったけど、気持ちいいくらい熟睡した。
血圧測定。130/86。少し高かった。そして頭も少し痛い。

そして、NST検査。

胎動が激しく、何度も取り直した。
胎動があることで悪いことはないと看護師さんが言ってた。
元気な証拠だね!嬉しい!

「小さめだから動きやすいのかもね」とふとした一言に少し傷ついた。
看護師さんには悪意はないし、元気なことを喜んでいた様子だったけど。
でも元気なのは何より。

 

 

そのあとは読書。病棟で借りた本を読むことにした。
「ちょっとはやく生まれた赤ちゃんのサポートブック」(Pigeon)

初日に看護師さんが貸してくれたんだけど、現状を受け入れられていなくて
悲しくなってしまって読めなかったけど、もう読めるかな。と思って。

やはり読み初めはどうして私の赤ちゃんが、、
こんなふうになってごめんね、、とかメソメソした。

でも読み進めていく中で、NICUのことや母乳のこと、体験談などが書かれていたのでだんだんと現実味を感じるようになった。
私と赤ちゃんはこの先こうなるんだとしっかり受け止められるような気がした。良い雑誌と会えたなあ。

 

 

今日はいい天気だとテレビで言っていた。
そういえば入院してから外の空気を吸ってないし、空も見ていない。
フロアで外が見える場所を探してみた。

デイルームは窓が大きくて空が見えた。少しだけ窓が開いて風を感じられた。

外に出て空気を吸う、当たり前のことだったのにそれができないなんて。こんな些細なことでも幸せだった。なんとなく、1時間くらいそこに座っていた。
私よりも長く入院している人はたくさんいるだろうにみんな辛い思いをいているんだろうなあ。

 

 

なんだか頭が痛いような、だるいような感じ。
もうすぐ夜ご飯くるし、横になった。

明日は採血、採尿があるらしい。
その結果で今後の予定が決まるとのこと。

できれば、もし成長が止まっていないならお腹の中で長く育てたい。

私と赤ちゃんにとって、帝王切開で早く産まれることが一番いい手段なのであればそうしてほしい。はやく生まれてしまってもたくさん愛情をかけて育ててあげたい。

そういう状況であることを心から受け入れるのに3日かかった。

毎日、ポジティブに過ごそうとしても時々メソメソした。これからもそうかもしれないけど、いつでもどうなっても一生懸命育てることに変わりはない。
明日を待ってこの先を考えないと。

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